UiPath StudioXの使い方|メール自動送信・メルマガ一斉配信ロボット

IT・テクノロジー

じゃりてんです。

「複数の宛先に送るメールを自動で作成~送信したい」
「メルマガ一斉送信を自動化したい」

そんなお悩み・ご要望をかなえる自動化ツールと自動化手順をご紹介します。


と、その前にまずは手元の作業効率化に目を向けてみるのも大事です。

パソコン・エクセルのショートカットをまとめた記事がありますので是非ご覧ください。

それでは本編です。

使用するツール

今回使用するツールは下記です。

  • Microsoft Outlook
  • Microsoft Excel
  • UiPath Studio X(Community License)

自動化するメール作成・送信のフロー

自動化するメール作成・送信のフロー

  1. Excelに作っておいたメール宛先・タイトル・文面の一覧表の情報を取得
  2. 一覧表の宛先にメールを上から順に送信

※StudioXにはメール作成を下書き状態で停止する設定ができません(2020/02時点)
※Studioはメールの下書き保存が可能

自動化ロボの作成手順

作成手順は下記です。

  1. Excel
    1. メール宛先・タイトル・文面の「一覧表」を作成する
  2. UiPath StudioX
    1. 送信元Outlookアカウントの指定
    2. 「一覧表」 を1行ずつ順番に読み込む機能を作成
    3. メール送信機能に「一覧表」の宛先・タイトル・文面情報をセット

順番を追って作成していきます。

Excel

メール宛先・タイトル・文面の「一覧表」を作成する

下記のような「一覧表」を作成しましょう

一覧表はテーブルとして作成します。

リボンバー>挿入>テーブルから作成します。

設定
A列To
B列Cc
C列Bcc
D列Subject
E列Body

UiPath StudioX

※今回は無償版である「Community License」が インストール済みであるという前提で、作成手順のみを記述しています。
ソフトの立ち上げ、実行ファイルの作成手順は省略します。

(見本ワークフローの全体図)

送信元Outlookアカウントの指定

アクティビティ・バーから「Outlook Account Card」を選択し、
デザインパネルにドラック&ドロップします。

1.「Select mail account:」には自身のアドレスを入れます。
プルダウンリストから選択できるようになっています。

2.「And reference it later as:」には「Outlook」という文字が自動ではいってきます。これはこのままでOKです。

3.「Excel File Card」をアクティビティ・バーから
「Outlook Account Card」の内側にドラック&ドロップします。

4.「Browse for an Excel file:」の3点リーダーアイコンをクリックすると、
エクスプローラの画面が出てくるので、
先ほど作成したExcel「一覧表」のファイルを選択します。
「And reference it later as:」 は「Excel2」とありますが、これもデフォルトの設定のままでOKです。

5.「Excel For Each Row」アクティビティを先ほどのアクティビティと同様に、
今度は「Excel File Card」内に置きます。

下記画像に示してある通り、
「Range or table」の「+」ボタンをクリックすると、
先ほど工程4でデフォルト指定されていた「Excel2」というファイルがあります。
画像のように「ファイル>シート>テーブル」という具合にテーブルを指定します。

6.「 Excel For Each Row」内に「Send Outlook Email」アクティビティをセットします。
先ほどと同じ要領で、「To」・「Cc」・「Subject」・「Body」を埋めていきます。
画像の通り、
「+」マーク>Current Row>Toといった具合で選択していきます。

※参考情報
Current Rowとは現在の行という意味です。
先ほどのExcel For Each Rowは取り込んだExcelテーブルを一行ずつ操作していくときに使用するアクティビティです。
「Send Outlook Email」でToやCcにCurrent Rowを選択することで、
5行のメール送信対象があれば、5行それぞれの宛先を順番に取得し、5行分のメールを作成・送信します。

7.エラー処理

Nice to haveな処理なので、必須ではありませんが、
下記画像のように「If」というアクティビティで
「Send Outlook Email」の1つ外側を囲みます。

指定の条件のときに「Send Outlook Email」が実行されるようにするためです。

ここで指定している条件は
Excelテーブルの「To」が「空っぽ」ではなかったらです。

宛先が空のメールを送信しても仕方ないからです。

Condition>「+」マーク>Condition Builder>「To」is not empty(選択肢)
で指定します。

以上で冒頭でお見せした見本フローの形になります。

ロボットの実行

ツール上部のDESIGN>Run(またはF5キーを押下)で実行します。

※注意:実行するとメールが送信されてしまいます。
下書き保存ではなく、実際に送信されるため、テストにはダミーアドレスを使うなどしてください。

ロボットを使用するときに「UiPath StudioX」を開き、
F5ボタンを押して、ロボットを活用しましょう!

補足

※今回はOutlookを使用していますが、
拡張パッケージを追加することでGmailで同じロボットを作ることができます。

※今回はStudioXを使用していますが、
Studioではメールを下書き状態で停めるなど、より痒い所に手が届く処理を組み込むことができます。
(ただ、作るには多少のプログラミング知識が必要になりますので、この機能で十分という方はStudioXを使用することをおすすめします)

※StudioXはベータ版です。
今回紹介する機能が変わり、紹介通りに使用できなくなることも想定されます。

2020/5/27日付で日本での発売を開始しています。

※StudioXインストールサイト(UiPath社)

UiPath

ブログでは他にもStudioXにまつわるTipsを紹介しているので是非ご覧ください。

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