じゃりてんです。
大学受験・英語学習における英作文トレーニングとして、
サンフランシスコ発のAI英文添削ツール『Grammarly』を活用した
英作文対策をご紹介します。
英作文の学習で以下のような悩みはないでしょうか?
- 独学なので英作文を添削してくれる相手がいない
- 英作文を添削してくれる相手はいるが、
他の生徒からも引っ張りだこで、なかなか捕まらない。 - 英作文を添削してくれそうな相手はいるが、
恥ずかしくて声をかけられない。
独学の方はそもそも添削相手がいないことが課題かもしれませんし、
予備校に通っている方でも、有名講師は常に忙しそうで、
定期的に英作文をお願いする機会ってなかなか得られませんよね。
そこで今回は、
AI英文添削ツール『Grammarly』を活用するメリット・具体的な活用方法をご紹介します!
『Grammarly』を活用することで、
自分の好きな時間に、
手持ちの端末(スマホ・パソコン)から
正確なスペリング・英文法・文体の添削を
リアルタイムで受けることができます。
『Grammarly』とは
2009年に設立された会社で、
本社はアメリカのサンフランシスコにあります。
社名と同様の『Grammarly』という
AI英文添削ツールを提供しています。
主なサービスラインナップ(無料)
The Grammarly Editor
PCブラウザ版のオンラインエディター
ノートパソコンやデスクトップパソコンの
ChromeやFirefox、IEなどのブラウザからログインして
打ち込んだ文章・コピーペーストした文章を自動で添削してくれます。
無償版では以下の添削機能をサポートしています。
- Correctness(正確さ):文法・スペリング・句読点などのミスのチェック
- Clarity(簡潔さ):まどろっこしい言い回しのチェック
- Delivery(伝え方):予め設定した文体(くだけた感じ、フォーマルな感じ)に適合するかのチェック
下記画像はチュートリアル画面ですが、
左側の入力エリアに打ち込んだ文章を自動で添削し、
右側のエリアに修正点としてアラートを表示してくれます。
Browser Extensions
ChromeやFirefox、IEなどのブラウザに拡張機能として追加するサービス
入力文の添削の他に、閲覧している英文Webサイトの語句を
ダブルクリックするだけで意味と類義語を表示してくれる機能もあります。
英文Webサイトのリーディングがはかどります。
また、ベータ版にはなりますが、
Google Document(オンライン上で文章を編集したり、保存したりすることのできるツール)とも連携しています。
例えば、新しいドキュメントの編集画面を開き、英文を打ち込むと
下記画像のように「誤っている箇所」を指摘してくれます。
この「With my」というグリーンの文字をクリックすると、
文章を正しく訂正してくれます。
The Grammarly Keyboard
iOS・Android対応のスマホアプリです。
Grammarlyに登録してから使える入力キーボードです。
例えば、TwitterやFacebook、LinkedInの投稿文作成画面で、
スペルミスがあれば指摘してくれるというものです。
有料プランとの違い
有料プランでも基本的に使用できるサービスは同じですが、
チェックの観点をより多く・修正ポイントの解説をより詳細にすることができます。
例えば、シーン別の文章チェック機能があります。
大学で書く論文などアカデミックな表現方法が求められる文章を作成したい場合、
予めアカデミックな文章を作成することを目指すというゴールをGrammarlyのエディターで設定しておくことで、
より細やかな添削をしてもらうことが可能です。
こちらは年会費プランに申し込むことで、
1,300円/月くらいで利用できます。
月単位で申し込むプランもありますが、
こちらは3,000円/月と少し高くなります。
まとめ買いがお得という感じですね。
大学(少なくとも早稲田大学)では
英文レポートを書く機会がこれでもかとあります。
じゃりてんはゼミに入っていなかったので、
論文も書いてませんが、
学部や専攻によっては英語で論文を書くことは珍しくありません。
大学に入ってからも利活用シーンがあるという点で、
プレミアムプランも、十分にペイします。
具体的な活用例
いつでも・どこでも、頼れる講師がいなくとも、
正確な英文添削を受けることが可能です。
出先で英作文・自宅で添削
電車移動中にスマホで自由英作文に取り掛かり、家に帰ってからPCの「The Grammarly Editor」で添削。
※スマホには、PCと同期できるメモツール(EvernoteやGoogle Document)を入れておくと、スマホ・PC間の英作文の共有に便利です。
過去問演習の復習時に添削
赤本や青本を使って過去問を解き、
復習時にペンで書いた英作文を「The Grammarly Editor」に書き起こして添削。
インストール方法
まずは公式サイトから無料サインアップします。
いきなりプレミアムプランではなく、
まずは無料版でどの程度の添削が受けられるのかを試してみることをオススメします。
画面右上の「Log in」をクリックし、
「Don’t have an account?」を選択、
Create a Free Account画面から無料アカウントを作成できます。
以上、『Grammarly』を活用した自由英作文のオンライン学習でした!
大学受験記事として書いていますが、
他にもオンライン学習という広い観点で勉強方法をまとめた記事がありますので、
ぜひご覧ください。