早慶・大学受験|低偏差値な都立の高校から早稲田大学に合格した話

キャリア

じゃりてんです。

「底辺校から早慶を受験して合格できるのか?」や
「低偏差値でも早慶に目指せるのか?」といった疑問って多くの人が感じると思います。

じゃりてんもその一人でした。

「進学校に比べ、低偏差値な高校は教科書のレベルが低いんじゃないか」とか、
「高校の授業だけでは足りないのではないか」とか色々考えていました。

同じレベルの大学を受験する層がまわりにいないため、
ナレッジの共有や情報収集もできず、
「やっぱりその大学を目指すための講義をしている大手の予備校に通うべきなのでは」とか。

とにもかくにも、当時のじゃりてんと同様に
右も左も分からない状態で受験勉強に取り掛かることに
不安を感じている学生の方も多いのではないかと思い、
じゃりてん自身の受験開始から合格までのストーリーを簡単に共有いたします。

あくまで一例として、
「こういうルートを辿るんだなぁ」と気づきを得ていってくださると幸いです!

そもそも偏差値とは

まず「偏差値を30から70に爆上げ!」みたいな体験談や記事がなぜ胡散臭いのかを説明します。

下記はウィキペディアから引っ張ってきた偏差値の定義です。

偏差値(へんさち、: standard score)とは、ある数値がサンプルの中でどれくらいの位置にいるかを表した無次元数平均値が50、標準偏差が10となるように標本変数を規格化したものである。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E5%B7%AE%E5%80%A4

偏差値爆上げのカラクリ

  • 偏差値が使われている場合、
    受験生の約70%が偏差値40~60に分布します。
    受験生の約15%が偏差値60~に分布します。
  • 偏差値50というのは「平均点をとった」ことを意味します。
  • 同じ点数でも、A模試の平均点が低ければ、偏差値は高くなります。
    同じ点数でも、B模試の平均点が高ければ、偏差値は低くなります。

偏差値というのは、ドラゴンボールの戦闘力のような、
本人の学力を汎用的に示すパラメータではありません。

「ある特定の模試の受験母集団において、自分が上位何%くらいにいたのか?」を示すものです。

例えば、高校で受けた模試って校内偏差値と全国偏差値が違いますよね。

「○○さんは偏差値が70もあるからすごい!」とか
「○○さんは偏差値が30アップしました!」とか言われると、

「それって何の模試でですか?」と聞きたくなります。

母集団のレベルが高い模試で偏差値50くらいとれる人が、
母集団も多くレベルも分散した全国模試みたいなものを受けると偏差値が65くらい出るのは当たり前です。

偏差値に一喜一憂しないためにも、仕組みを知っておきましょう。

じゃりてんの高校は当時偏差値50あるかないかくらい

高校の偏差値としては、
平均~平均ちょい下くらいということですね。

(これを低偏差値高校と呼んでもよいのかには疑問がありますが、
大学受験という文脈で「うちは底辺校だ!」と生徒を鼓舞する先生もいらっしゃったので、
低偏差値高校ということにしておきましょう)

じゃりてんがいたのは都立杉並総合という高校です。

最近は進学実績も良くなってきているみたいなので、
ますます低偏差値高校と呼ぶことがはばかられますが、
「当時は」と限定的にお話させてください……。

しかし、とっても楽しい高校ですよ!

校舎もかなり広々としていますし、
土足の高校なので上履きもはかなくて良いですし、
近隣に大きな公園や川も流れていますし、
吉祥寺や渋谷へのアクセスは良いですし、
何より非常にのほほんとした時が流れています。

学習環境について

塾や予備校には通わず

高校を卒業するまで夏期講習とか直前講習とかで
スポット的に講義を受けにいくことはありましたが、
基本的に塾や予備校には通っていませんでした。

普通に高校の授業を受けていましたね。
そこそこ真面目に受けていました。

例えば英文法の授業。
宿題が問題演習で、授業でその答え合わせと解説が入るという形式だったのですが、
問題演習自体はもちろん、
解答根拠とそのソースを補助教材で探しておくくらいはやっていました。

自分一人で文法の概念を理解するのが難しければ、
メモをしておき、
授業終わりに先生にちょこっと聞くなどは日常的におこなってました。

「受験対策と冠されていない学校の授業にどうしてそこまでモチベーションを維持できるのか?」
と疑問に思われるかもしれませんが、理由は明確でした。

「周囲が匙を投げるような問題を自分だけあっさり答えられたらカッコいいから」です。

そういった意味ではまわりがすんごく優秀な高校に行っていたら、
モチベーションを維持できず、
そんなに熱心に学習していなかったかもしれません。

学校の先生を味方につける

高1~2年始めの頃は世界史の勉強に夢中になっていました。
目立ちたいがばかりで狂ったように世界史の中間・期末対策をし……。

大学二年くらいのときに受けたベネッセの模試(たしかベネッセ)で
世界史の全国偏差値が70ちょいくらいでした。
国語は50くらい、英語も55くらいでしたかね。
(世界史の校内偏差値は105くらいありました)

そのくらいから先生方に「大学行こうとしてる?」だとか
「どこか目指している大学があるの?」とか声をかけられるようになりました。

比較的に進学がメジャーじゃない高校なんですよね、
なのでまずは「君は大学に行く気?」という質問が来ます。

まったく絡みのなかった進路指導先生から
「今世界史がこのレベルなら、
英語・国語は低いけど……(ごにょごにょ)、
難関大を目指してほしい」と言われました。

「慶應義塾大学と早稲田大学を受けてみてほしい」と。

人様からそんなことを言われて、うれしいとは思いつつも、
「いーや、とはいえ無理でしょ。
この偏差値で早慶とか口にしたら笑いものにされるべ……」と感じていました。

志望校宣言のきっかけは高2の夏のオープンキャンパス

高2の夏に早稲田のオープンキャンパスに行って
「早稲田に行きたい」と公言できるようになりました。

「何となく歴史が深そうとか
校舎がとても綺麗とか
大隈講堂がカッコいいとか」
そのレベルでの情報収集でしたが。

正直ただの憧れです。

「この大学に入って、 ○○ ゼミに入って、 ○○ に留学して、卒業後は○○を目指したい」
みたいなキャリア意識は皆無です。

「今の高校から早稲田に行けたらカッコいいんだろうなー」という
これまた不純な動機で志望校宣言を始めました。

受験勉強開始!当時の実力は?

先ほどのベネッセ?な模試の母集団で言うならば、なんとなく

英語:50~55くらい
国語:50~55くらい
政経:55くらい

「あれ、世界史は?」とツッコミたい方

そうです、なぜか世界史から政経に変えてしまったのです。
これは受験最大のミスなのですが、
当時のじゃりてんはまわりの受験生に相当怯えていたんだと思います。

「早慶を目指すような人はもう今の時点で世界史とか完璧なんだろうな……、
高3から始まる“政治・経済なる科目 ” ならスタートラインは一緒だから勝負できるのでは?!」と

あんまり入学偏差値の高くない高校にいる・いた方なら
この気持ち何となく分かるんじゃないでしょうか
この漠然として“周りの学生より遅れているんだろうな感”

もうタイムスリップして「世界史で受験しろーっ!」と
“おうふくびんた”を食らわせたいです。

これだけは言えます。
自分が得意だと思っている科目で勝負するべきです。
「相対的に~とか」・「受験上の戦略が~」とかは一切考えなくていいです。

それから断言しますが、
上位国立を中学校の頃から目指してきているような学生以外は
高2時点でインプット量に大きな差ないので大丈夫です。

早慶に受かるような学生も、この時点では、大したインプット量はありません。

学校の先生と特訓

数少ない大学志望者たちのために、
英語の先生が夏休み中に土曜日の朝時間を使って受験対策をしてくれることになりました。

「何がやりたい?みんなで考えてきて」

そう先生に言われ、
当時の「目指せ難関大学受験チーム」(学年で総勢5,6名くらい)で
「この文法って分かりにくくない?ちょっとおさらいしたいかも」とか
「授業で扱っている問題集のレベル感って足りてるかな?
志望校レベルの過去問を解いて、その解説をしてもらいたいよね」とか案を出し合ってました。

ここで受け身でなく、自分で志望校合格までの学習計画を考えることの重要性を学びました。

基礎が身についていない

高3の秋くらいに先ほどの模試レベルで偏差値が平均60ちょいくらいになりました。

ただ、英語を例に挙げると、先生から
「文法理解に抜け漏れがある」と基礎が身についていないことを指摘されました。

自分ではできているつもりでいたのですが、
まだまだ甘かったようです。

「基礎を固めたうえで演習を繰り返せばまだ伸びる」という言葉が
まるで何か自分に理解できない呪文であるかのように実感が湧かず……

そのまま一般入試に突入。
まだ早稲田に対する恐れがあり、なぜか社会科学部だけ受験。
そうだろうなと予期していましたが不合格。

「基礎に抜け漏れがある」言われていたのですから、まあ当然です。

得点開示で勘違いし、たまたま方向性が固まった

得点開示をして7点足りませんでした。

正直渋いですよね。
その7点の間に何百人いるんだと。

ただ、当時のじゃりてんは単純でした。
「基礎に抜け漏れがあるのに、こんだけ善戦できたのか」と。

「あれ、意外と、これなら本気で早稲田を目指せるんじゃないか」と
「基礎をひたすら固め続ければいいのでは……?!」と

結果オーライです。

基礎固め・基礎の反復学習に方向性を切り、
ひたすら演習量をこなしていたこと
が功を奏しました。

最後に

ひたすら基礎。応用力は大量の演習で身につける

結論、学力をドーンと伸ばせたのは
ひたっすら基礎の反復学習と膨大な演習量をこなしてきたからだと思います。

ドラゴンボールネタが多いですが、
浪人中はコミックスの3巻の亀仙人との修行シーンがずっと頭に流れていました。

演習の仕方については別記事でも紹介していますので、
詳細はそちらにゆずります。

主体性を持って受験に臨む

難関大受験向けの講師
難関大受験向けの授業
難関大受験向けのテキスト

これらは決して無意味とは言いませんが、
妙な安心感を得ていませんか?
受験に対し主体性を持つということをついつい怠けていませんか?

上の3つが無くても合格できます。

どうすれば目標を達成できるのか・いまの課題は何か?
まずは自分で洗い出してみましょう。

また他にも受験記事を書いているので、
ご興味があればぜひご覧ください……!

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