じゃりてんです。
Oculus questを買ってから、
ずっとOculus Linkを使いたいと思っていたのですが、
手持ちのPCが最小スペックすら満たしていませんでした。
そんな状況で強引にOculus Linkを有効化し、
Rift Sの環境で遊んでみました!
そもそもRift Sとかquest、Oculus Linkって何ぞやというところから、
Oculus Linkを使うために必要なもの、
スペックを満たさないPCでの動作具合がどんなものかをご紹介します。
そもそもOculus Rift SとOculus questの違いとは
「Oculus Rift S」はPC接続型VRゲーミングで、
「Oculus quest」はオールインワン型VRゲーミングです。
「Rift S」を動作させるためにはVRヘッドセットの他に、
そのVRを動かすためのPCが必要になります。
「quest」はVRヘッドセットだけで遊ぶことができます。
これだけ聞くとquestのほうが良さげに聞こえますが、
Rift SはPCをエンジン代わりに動かす分、
questよりも綺麗な映像でプレイできたり、
questには対応していないアプリも遊ぶことができます。
詳細は公式サイトをご覧ください。
Oculus Linkとは
Oculus Linkとは、Oculus questのベータ機能です。
別売りのケーブルを用意し、PCと接続することで、
なんとのRift Sの環境でプレイできます!
例えば、Rift Sに「Google Earth VR」というゲームがありますが、
こちらはquestではプレイすることができません。
Oculus Linkを使うために用意するもの
最小スペックを満たすPC
「Rift S」はPC接続型のVRのため、動作スペックを満たしたPCが必要です。
OculusのWebサイトに「Rift S」を接続するPCの推奨スペック・最小スペックが載っています。
下記は「Rift S」のスペックにじゃりてんPCのスペックを並べて比較したものです。
グラフィックカードのスペックが足りていませんでした。
推奨スペック | 最小スペック | じゃりてんPCのスペック | |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上 | NVIDIA GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470以上 | ×:NVIDIA GeForce GTX1050 / 2GB |
代替可能なグラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290以上 | NVIDIA GTX 960 / AMD Radeon R9 290以上 | ‐ |
CPU | Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 | Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200、FX4350以上 | ○:Intel i7-7700 |
メモリ | 8GB以上のRAM | 8GB以上のRAM | ○:16GB |
ビデオ出力 | DisplayPortTM 1.2 / miniDisplayPort (アダプター同梱) | DisplayPortTM 1.2 / miniDisplayPort (アダプター同梱) | ○ |
USBポート | USB 3.0ポート1つ | USB 3.0ポート1つ | ○ |
OS | Windows 10 | Windows 10 | ○ |
ヘッドセットケーブル
Oculus Linkを使うためにはPCとOculus questをつなぐケーブルが必要です。
Oculus questにはヘッドセットケーブルが付いていないので、
別途購入する必要があります。
少々お高いのが難点です。
じゃりてんはAmazonで下記のケーブルを買いました。
実際に接続できることは確認済みです。
新品価格 |
USB3.0規格のポートに差さないと、
ケーブル接続を認識してくれないので要注意です……!
PCスペックを満たさない場合はどうなるか……
じゃりてんの場合はOculus LinkでRift Sの環境を使うことができました。
先に挙げたアプリ「Google Earth VR」でも遊べます。
ただ、Rift Sのホーム画面でブラウザ・エクスプローラを開きまくったり、
メニューのズームイン・ズームアウトを繰り返していたら、
たまに視界が見切れたり、コントローラが正しい位置をさせなくなったりといった軽微な変化はありました。
Riftがどんなものか興味あるという軽めの気持ちで遊ぶのであれば、
接続するために必要な条件さえ満たしていれば、全く問題はありませんでした。
USB3.0規格のポートがあって、
かつ少し良いPCを持っているという方は1,000円くらいのケーブルを買えば検証できるので、
是非お試しください……!
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